日本でいう山の芋は三種あります。
ジネンジョ(日本原産)、ヤマイモ(中国原産)、ダイショ(熱帯アジア原産)。旬は秋。
自然薯の天然を「山の芋」、栽培種を「山芋」と分けていましたが、現在は自然薯も栽培されています。
仲間にキャッサバ(タピオカ)とヤーコン(フラクトオリゴ糖で近年注目されてます)などがいます。
ヤマイモやジネンジョの蔓には葉の根元に葉液が結球してむかご(零余子)が出来ます。これは炊き込みご飯などで美味。
ダイショ(大薯)は鹿児島で少量栽培されるだけであまり見かけません。
ヤマイモ(中国原産)〔一年薯〕〔徳利芋〕は大きく分けて、長い長芋・いちょう芋(やまと芋)と、こぶし形(塊形種)の大和芋(つくね芋)の二種。
いちょう芋を大和芋と呼ぶのは関東でして、とろろ芋とも呼びます。これは関東で好んで使われます。
一方関西で言う大和芋は、奈良に多かったこぶし形のつくね芋。
黒い皮と白い皮があり、黒を丹波芋、白を伊勢芋と呼ぶ事もあります。
山芋は生で食べても消化が良くて、昔から「精がつく」、「力が出る」として、滋養強壮効果が有名です。
山の自然をそのまま口に入れた様な、野趣溢れる香りも魅力です。
中でも自然薯(じねんじょ)の天然物は、味が濃厚で、最後まですりおろすのが大変なほどネバリがあります。その味はまさに山菜の王者ですね。しかしまずそこらの店では入手できません。松茸よりもさらに収穫が大変なこともありまして、市場にほとんど出ないからです。
栽培物も出荷数は多くありません。
てまえ、板前、男前 山の芋(ヤマイモ) より

天然自然薯

加賀白山天然自然薯
芋種を栽培したものが主流で、それも少量です。
その美味さは食べた人にしか分からないですし、言葉では伝えがたいものがあります。
1本もの

いわき遠野産自然薯

新潟県吉川町産・徳用タイプ

丹波篠山産山の芋 

加賀丸いも 
アクが苦手な方はさっぱりした長芋が良いでしょう。


北海道十勝産 長いも